【長崎・張替え】畳特集②
こんにちは!
「金沢屋長与時津店」店長の平川です!
前回に引き続き、畳について深堀りしていきます!
今回は畳の種類についてご紹介していきます。
畳は同じように見えますが、実はオーダーメイドのように産地や織糸など細かく決めて頂くことが出来ます。
組み合わせによって安価なものから高級品と言われる品質のものまで様々です。
お客様によって重視したいポイントも変わって来るかと思います!
ぜひ本記事を参考にしてくださいね!
1.産地
畳表を構成するい草は、主に国産or中国産のいずれかになります。
国産の中でも品質の差はありますが、中国産に比べると丈夫です。
中国産は安価なので、小さなお子様やペットのいる家庭で傷みが早く頻繁に張り替えるというはオススメです。
2.い草の長さ
い草の根元と葉先部分は色が薄く畳表として不向きなので、色が安定している中央部分が美しいとされています。
その中央部分が長く取れるものから、最上級・上級・中級・下級と区別されます。
3.織り糸
畳を織る糸は麻と綿の2種類あります。
綿と比較し麻は丈夫で切れにくいのでい草を多く織り込め、たっぷりとい草を使用することが出来ます。
畳にボリューム感が出るので特有のクッション性を十分に発揮出来ます。
い草を織り込める本数で比較すると、麻は6000~7000本に対し綿は4000〜5000本と3分の2程度の差があります。
4.畳床の種類
大きく「わら床」「建材」「わらサンド」の3種類に分けられます。
わら床は藁のみで床が構成されます。自然素材ならではの調湿性や弾力性、耐久性、藁の香りを楽しめますが、虫がつきやすく重いという点がデメリットにもなり得ます。等級が特級〜3級に区分けされ、畳職人の腕次第で品質の差が出やすくもあります。
建材は、藁のデメリットを解消するために化学素材やボードで構成されています。耐久性を兼ね備えたまま、虫はつきにくく衛生的で軽量化も実現されています。ボードのみ、ボードと化学素材の組み合わせなど3型種類があり、その価格も変動します。
対して、わらサンドは上下の藁の間に建材を入れ込むことで藁の感触を残しつつ、軽量化され湿気に強い仕上がりになります。間をとった良いところ取りで最近使用されるシーンも多くなってきました。
いかがでしたでしょうか?
お客様それぞれお好みやご予算に、家族構成によって最適な畳が変わってきます。
また、安価な畳の組み合わせをお選びになったとしても、一部屋分全て張替え・新調となるとかなりの金額になります。
失敗しない畳選びのためにはプロへ相談するのが何より一番です。
次回は、畳の張替えについて紹介します!
畳をそろそろ変えたいと思った時、初めてだとどうしたらいいか分からない!という方も多いと思います。
ぜひ次回もご覧ください!
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